日本の最高峰シングルモルトウイスキーとして、世界にその名を轟かしている「山崎」
「日本の風土にあった、日本人に愛されるウイスキーをつくろう」という信念の元、日本初の本格ウイスキー蒸溜所としてサントリーの創業者である鳥井信治郎が1923年に建設に着手しました。
天王山山系の麓に位置する山崎は桂川と宇治川の三つの川が合流することで霧が発生し湿潤な気候となっています。またこの地に湧く水は名水百選にも選ばれ、茶人・千利休が茶を点てたことでも有名です。山崎の地が選ばれたのは、こうした気候条件や名水の存在、そして大阪などの「大消費地から近い」という理由からでした。
蒸溜所は1924年11月に完成し、暮れから生産に着手1929年には国産ウイスキー初となる白札を発売。その後は、設備の見直しや蒸溜酒所の改修が幾度も行われ、現在はそれぞれに形状がことなる8基の初留釜と、同じく8基の再留釜でモルトウイスキーを生産しています。他にも木製とステンレス製ね発酵槽やさまざまな種類の樽による熟成、ポットスチルの加熱方法も直火と間接加熱と使い分け、約100種類のモルトウイスキー原酒を造り分ける世界でも稀な蒸溜所です。
アクセス
交通アクセス
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◼️住所 大阪府三島郡島本町山崎5-2-1
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【電車】JR京都線「山崎駅」・阪急京都線「大山崎駅」より徒歩10分。
山崎蒸留所