ニッカウヰスキーは数々受賞し世界最高峰と認められたジャパニーズウイスキーです。
ウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝が「ウイスキーは大地で造るもの」という信念のもと、1934年北海道余市に創設しました。蒸溜所が位置する余市町は、海に近いため年間を通して冷涼で湿潤。近くには豊かな森や余市川の湿地帯も広がり、寒冷で潮風が吹くスコットランドに似た気候風土がウイスキー造りの理想郷でした。
さらに、当時はピートや石炭、原料の大麦、樽にするミズナラの木が多く自生するなど、モルトウイスキー造りに必要なものすべてが余市町周辺や道内でそろうことも、竹鶴が余市にこだわった理由とされています。
スコッチウイスキーの伝統にこだわった余市蒸溜所では、世界で唯一となった石炭直火焚きでの蒸溜を現在も行い、力強く香ばしい独特のウイスキーを生んでいます。蒸溜所には竹鶴がスコットランド留学中に出会い結婚したリタ婦人と暮らした家や博物館、カフェ、レストランもあり、敷地内の建物のほとんどが国の登録有形文化財や近代産業遺産などに指定されています。
交通アクセス
-
◼️住所
北海道小樽市色内1丁目出抜小路内 -
【電車】JR新千歳空港駅より快速列車約1時間10分、JR札幌駅より快速列車約30分、JR余市駅より普通列車約25分、JR小樽駅下車徒歩約10分
-
【車】JR新千歳空港駅より道央道・札樽道経由約1時間10分、JR札幌駅より国道5号線・札樽道経由約45分、札樽道小樽ICを降りて運河方面へ約5分、余市より国道5号線経由約30分
ニッカ余市蒸留所