マルスウイスキーは世界的なウイスキーコンテストで世界最優秀賞、「クラフトプロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、ジャパニーズウイスキーです。
本格焼酎を生産するメーカーとして1872年、鹿児島県に創業しました。1949年にはウイスキーの製造免許も取得し、1953年から鹿児島工場で、1960年からは山梨工場(石和)でも生産を行ってきました。1985年に、中央アルプスの麓、標高約800mの信州工場に生産拠点を移しましたが、その後長らくウイスキーの生産は休止。
2011年に2月に再開され霧深い寒冷の地で良質な水と豊かな自然に囲まれたなか、シングルモルトやブレンデットウイスキーなどを製造しています。
なお、摂津酒造で竹鶴政孝の上司であった岩井喜一郎が顧問として石和の蒸留所の建設を手掛けています。稼働する2基のポットスチルの形状からは、スコットランド留学から帰国した竹鶴が岩井に提出した「竹鶴ノート」が参考にされたことが想像できます。
交通アクセス
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◼️住所 長野県上伊那郡宮田村4752-31
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【電車】・JR飯田線駒ヶ根駅・宮田駅からタクシーで12分
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【車】駒ヶ根ICから車で9分
本坊酒造 マルス信州蒸溜所